直子

「 春人！もう２時間もやっているわよ！今日はゲームおしまい！ 」

春人

「 え〜！ 」

直子

「 えー、じゃない！お約束！ 」

春人

「 はーい 」

直子

「 ちょっと！そういうのは外でやってきて！ 」

春人

「 だって、あそこの公園、ボール遊び禁止だよ 」

直子

「 じゃあ、ボール遊びじゃなくてもいいでしょ！公園行ってきなさい！ 」

春人

「 やだよ、一人じゃつまんなーい！じゃあ、ゲームやる 」

直子

「 それもだめ！ 」

春人

「 なんでだよー！！ 」

直子

「 春人はほんと毎日、体力が有り余っているわね…。うちはマンションだし、近くには小さな公園しかないし、思いっきり身体を動かして遊べる遊び場がないのはかわいそうよね… 」

直子

「 何か運動の習い事でもさせてあげようかしら。でも、あの子、運動が得意とは言えないのよねぇ。いきなりサッカーとか野球はハードルが高い気がする 」

直子

「 体操教室とか？何かいい習い事ないかしら…。ちょっと調べてみよう 」

直子

「 SRETNO？ここ、何のスクールかしら？ 」

直子

「 『全ての子どもたちへ幸福【SRETNO】を作るスクール』という理念を基に全てのお子様に充実したスポーツ体験を提供することを目指しています。ボールを使ったトレーニングを通じて、運動能力や技術の向上を図りながら、コミュニケーション能力の育成や、身体を動かす楽しさ、達成感を知っていただくレッスンを提供しています、と書いてあるわ 」

直子

「 この、バルシューレっていうのは何かしら？…へぇ、バルシューレはボールスクールという意味なんだ 」

直子

「 ドイツ発祥のボールを使った運動プログラムで、ボールを投げる、蹴る、跳ぶなどの基本動作を組み合わせた120種類以上のボールゲームなんだ！なんだか面白そうね！ 」

直子

「 運動が苦手なお子様でも気軽に参加できるように遊び感覚で取り組める内容に特化し、運動の基本技術を無理なく身につけられるって書いてある！ 」

直子

「 ここならうちの子でも大丈夫なんじゃないかしら。一度、春人を連れて見学に行ってみよう！ 」

春人

「 え〜！僕、運動苦手だし…みんなについていけるかな 」

直子

「 大丈夫よ！運動が苦手な子でもできる、ボールを使ったゲームをするんですって！きっと楽しいよ！ 」

春人

「 うーん… 」

朝日

「 初めまして！SRETNO代表の朝日です！春人さん、緊張しなくても大丈夫だよ。今日は楽しんでいってください！ 」

直子

「 よろしくお願いします！ 」

朝日

「 はーい！じゃあ、みんな集合してください！今日もバルシューレのゲームを楽しくやっていきましょう！けがはしないように気をつけてください！ 」

朝日

「 最初は全員で、楽しくゲームをしましょう！ 」

朝日

「 次は、ケンケンパーです！今からコーチが説明するから、みんなよく見てくださいね。では、最初に… 」

朝日

「 わかったかな？じゃあ、みんな順番に並んで、一人ずつやってみましょう！ 」

朝日

「 そうそう、春人さん、いいですよ！ 」

朝日

「 サイドステップ！後ろみながら〜！ 」

直子

「 すごく楽しそうね！春人、運動に苦手意識があったけど、これで好きになってくれるといいなぁ 」

朝日

「 みんな、今日もお疲れ様！頑張りましたね！また来週、待ってます！ 」

春人と小学生たち

「 ありがとうございました！ 」

朝日

「 お疲れ様！春人くん、最初は緊張していたけど、すぐに上手になりましたね！運動の才能ありますよ！ 」

直子

「 コーチ、ありがとうございました！ 」

朝日

「 毎週月曜日に開催していますので、よろしければ、またいらしてください！ 」

直子

「 今日はどうだった？ 」

春人

「 すっごく楽しかった！ボールゲーム、意外と得意かも！また来たい！ 」

直子

「 そう！それはよかった！それじゃぁ、これからも続けてみる？ 」

春人

「 絶対やる〜！ 」

直子

「 春人、すごく楽しそうでよかった！SRETNOに入会手続きして、通わせてあげよう 」

直子

「 こうして春人はSRETNOに入会した 」

春人

「 ただいまー！今日は月曜日だから、SRETNOの日だよね！早く行こうよー！ 」

直子

「 わかった、わかった、ちょっと待って！ 」

春人

「 こんにちは！ 」

朝日

「 こんにちは〜！ 」

直子

「 初めての習い事で、周りに馴染めるのか、運動を好きになってくれるのか不安だったけど、お友達もコーチも優しくて、本当に楽しそう！SRETNOに入ってよかった！ 」